next up previous
Next: 2.4 音声入力候補の動的な構成 Up: 2 音声ウェブブラウザの設計 Previous: 2.2 ユーザ発話の分類

2.3 画面タイプの分類

ウェブ閲覧においては、 選択肢の明確な場面では音声コマンドを頻繁に用いることが 期待される反面、 選択肢のない場合は非コマンド発話が多く発話されると 考えられる。

本研究ではウェブにおける表示画面を次の2つに分類した。

選択画面
画面内で選択肢から何かを選択するように明示されている画面。 フォーム操作または情報カテゴリの指定など。

情報提示画面
選択操作によって絞り込まれた情報の一覧や、 特定の情報を表示するような画面。

本報告では、 手作業によるラベリングで上記の分類を行い、 さらに、これらを自動分類する方法について検討する。 また、表示中の画面タイプがユーザの発話に与える 影響について検討を行う。



Nishimoto Takuya
1998年03月01日 18時24分10秒