Last modified: 2009-09-06
VoiceXML Browser
以下、過去の情報です。
今後の予定
- 東芝 LaLaVoice 2001 対応版 (VoiceXML Browser Next Generation)
- IPA Agent Tool for Linux 版 (Codename Phoenix)
- マルチモーダル・ブラウザ機能 (VoiceXML based new ML)
VoiceXML Browser
実行に必要なもの
- OS:Windows 2000 Professional SP1 にて動作確認
- 音声合成:IBM ProTALKER 97 V2.04(または評価版)
- ProTALKER 以外の SAPI 4.0 対応音声合成エンジンには、
VoiceXML Browser のソースを改変することにより対応可能です。
(動作保証はできていません)
- 音声認識:IBM ViaVoice SDK 1.5
- 音声認識エンジンについては ViaVoice 独自 API に依存しています。
- IBM ViaVoice に対応したマイクロフォン(USBも可)
製品版 IBM ViaVoice について
- 充分に互換性をテストできていませんので、
製品版 IBM ViaVoice ミレニアム/ ViaVoice V8 などがインストールされている場合は、
あらかじめ製品版をアンインストールしてから下記のインストールを実行してください。
- ViaVoice SDK をインストールした後に製品版 IBM ViaVoice をインストールすると、
VoiceXML Browser が使用する ActiveX コントロールが新しいバージョンのものに置換されます。
この場合の動作は充分に確認できていません。
インストール
インストールするファイルについて、
IBM ViaVoice SDK CD-ROM の path を以下に示します。
- Microsoft Speech API 4.0
\sdk\sapi\sapi4sdk.exe
インストール先の Path はデフォルトでよい。
コントロールパネル→[アプリケーションの追加と削除]→[インストールと削除]には
"Microsoft Speech SDK 4.0"
"Microsoft Speech SDK 4.0 ActiveX Components"
の2項目が追加されます。
- IBM ProTALKER 97 評価キット V2.04
ただし、製品版 IBM ProTALKER 97 または、
SAPI 4.0 経由で ProTALKER エンジンを使用しているソフト
(「ウチコミくん」など)がインストール済みであれば、
「IBM ProTALKER 97 評価キット」は不要です。
\pttkit\protalk\setup\setup.exe
インストール先の Path はデフォルトでよい。
音質の選択では最高のものを選んでください。
- IBM ViaVoice Technology Dictation Runtime V5.3
\jp\rtdict\setup.exe
ユーザ名、インストール先のフォルダはなんでもよい。
IBM ViaVoice Technology Dictation Runtime V5.3 は SAPI4.0 をインストールするので、
手順1での SAPI インストールは不要かも知れません(未確認)。
- IBM ViaVoice SDK 1.5
\sdk\sdk\setup.exe
Name, Company, Destination Folder はなんでもよい。
実行について
- 起動時に「コンポーネント vvgrammar.dll ……」というエラーが出る場合は、
IBM ViaVoice SDK を正しくインストールしてください。
- 1回目の起動においては、画面上部に ViaVoice のバーが表示されてから、
VoiceXML Browser の画面が表示されるまでに、数十秒の時間がかかります。
- ViaVoice ツールバー表示後、VoiceXML Browser のウィンドウが
表示されない場合は、Windows タスクトレイの ViaVoice アイコンを
クリックしてみてください。
VoiceXML アプリケーションの実行
以下のどれかの操作で実行できます。
- [ファイル]→[開く] で VXML ファイルを開く。
- [ブックマーク] の項目を選択する。
- [場所] に VXML ファイルの URL を入力して Enter を押す。
- Windows デスクトップから VoiceXML Browser のフォームに
VXML ファイルのアイコンをドラッグ&ドロップする。
既知の問題
- エラー処理が不十分です。
- 変数は dialog レベルでのみサポートしています。
document および application レベルの変数はサポートしていません。
- 文法(grammar や choice)には半角英字が含まれないようにしてください。
- 文法のひとつの項目が長すぎるとエラーになる場合があります。
- DTMF が有効にならないことがあります。
- DTMF はマウスまたはテンキーでのみ操作できます。
開発環境
- Microsoft Visual Basic 6.0 Enterprise SP5
VoiceXML Browser を実行するだけであれば開発言語は不要です。