gdb デバッガ・リファレンス
最初に覚えるコマンド
% gdb プログラム名 ... デバッガを起動
(gdb) b main ... main() にブレークポイントを設定
(gdb) run ... 実行開始
(gdb) n ... 最初の行を実行
(gdb) n ... 次の行を実行
(gdb) p 変数名 ... 変数の内容を表示
こんなかんじで、自分が書いたプログラムを1行づつ実行して
みるとよいでしょう。
n と s をうまく使い分けて、
ブレークポイントを設定したり消したりしながら
実行すれば、自分が見たい場所だけを効率よく
ステップ実行できるようになります。
よく使うコマンド
- file (ファイル名)
- 実行ファイルを読み込む
- run (引数)
- 引数を指定して実行
- b file.c:123
- file.c の 123 行をブレークポイントに指定
- b function
- 関数 function() の先頭をブレークポイントに指定
- p variable
- 変数 variable の内容を表示
- s
- 表示中の1行を実行(関数の中もトレース)
- n
- 表示中の1行を実行(関数は1行とみなす)
- display variable
- 停止するたびに変数 variable の内容を表示
- delete
- ブレークポイントの削除
Takuya NISHIMOTO
Last modified: Thu Dec 17 15:57:46 1998